前回の風張峠ヒルクライムが楽しく…
私「坂じゃ…坂を登らねば…」
どうやら確実にヒルクライム中毒にやられたようです。
さて禁断症状の私はさっそく先輩へ連絡を取り…
私「先輩〜日曜日空いてます?(^q^)今度は後輩も8:30以降なら参加できるそうです♪」
先輩「じゃあ近くじゃないとダメか、白石峠あたりにする?」
私「お願いします(^q^)」
有名な白石峠へのおさそいをあっさり了承。
この時はまだヒルクラ中毒の真の恐ろしさを知らなかったのです…
この時はまだヒルクラ中毒の真の恐ろしさを知らなかったのです…
当日…
先輩「10分早く着くわ〜」
私「まじですか?急いで行きます!」
慌てて出発の準備する私…
Nironeに乗ってて…なんかおかしいな…?
私「先輩〜ジャージ忘れました\(^o^)/」
先輩本当すいませんorz
朝マックで補給をしますが、今回はガッツリとイングリッシュマフィン・スクランブルエッグ・ビーフパティがなぜかバラバラになってます…どう食べればいいの?
それからハッシュドポテト…
えっ?こんなにあるの?
満腹で苦しいです\(^o^)/
しっかりエネルギー補給しなければと思っていたのですが、これも後で後悔する事になるとは…
ナビをしたり後輩と合流して、さぁ白石峠へ出発ですヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
おなじみ、これが私のNirone♪( ´▽`)
先輩のMUUL ZERO
後輩のスタンド!
メタボリックラブアゲイン!
じゃなくて、TCR2
みんな装備が素晴らしいです\(^o^)/
しばらく走ると白石峠の看板が見えてきました。
イキナリ中々の斜度でお出迎えですが、タイミングを逃し撮影し忘れました\(^o^)/
何個かの坂を抜けたら…
お判り頂けるだろうか?
奥の斜め右に上がって居るのが道です\(^o^)/
後ろを見るともう森の中(笑)
イキナリ余裕が全くありません((((;゚Д゚)))))))
生しいたけ!(それどころじゃありません!
神竜と戦う時に、いきなりタイダルウェイブをやられる感覚に似てます\(^o^)/
白石峠は序盤から厳しい峠です。
そのくらいネットで調べればいくらでも出てくるでしょうけど…
ヒルクラ中毒の私には、冷静な判断を下せず脳が溶けてました\(^q^)/
自分のアホ!
しかもヒルクラ中毒は登り始めると症状が収まり、正気に戻り…
私「何処のどいつだ!こんな坂行きたいとか言った奴は…!」
自分で行きたいと言い出しておきながら、責任転嫁し始める始末…\(^o^)/
本当、気軽な気持ちで登りたいとか言ってすいませんでしたorz
死ぬ程後悔…
しかし斜度は更にキツくなり、この辺りを頑張ったせいか…
さっき満腹になったお腹がですね…
小学生の頃よくやった、給食の後に体育した時の様な痛みが襲います\(^o^)/
朝ごはん食べ過ぎた事でも死ぬ程後悔…
お腹も斜度も結構なレベルでキツイ…
背中に冷や汗をかきながら…
私「白石峠ヤバイ…先輩にプレッシャーを与えるハズが早くもDNFしそう…」
最初の何個かの坂をちょっと頑張ったらコレです\(^o^)/
良い子のヒルクライマーのみんな!
山は自分のペースで登ろう!
私とのお約束だ\(^o^)/
その後はひたすら25T〜28Tを行き来するだけの簡単なお仕事…
看板がまだ後5kmあるからね☆
と、優しく教えてくれます…(あんまり記憶にない…
でも、人間って不思議ですね…
しばらく走ったところで腹痛どころではなく。
しばらく走ったところで腹痛どころではなく。
私の中で、お腹の痛みより斜度に耐えられないと判断したのか…
斜度キツイ>お腹の痛み
↑の図式が成立したのか、ただただ斜度が辛いですorz
そして!少し平坦区間も現れますが、メンタル的なダメージと、また頑張ったらお腹痛くなるんじゃないか?と言う恐怖で気力をごっそり持って行かれ、23〜25Tで登ります。
緩やかな坂道…と思ったのもつかの間…
油断したらコレですか\(^o^)/
白石峠本当辛いです\(^o^)/
ただ、奥多摩周遊道路とは違い。
周りが緑に包まれて走れるので少し癒されます♪(゚o゚)
途中辛くて空を見上げながら、口から魂が抜けかけてる時に…
あっ、パラシュート?(^q^)
白石峠上空をパラシュートで飛んでます!
下からは羨ましく思いましたが、私は高所恐怖症なので、別に羨ましくなんか…。・゜・(ノД`)・゜・。
気になる方はヒルクライムの後にやってみてはいかがですか?(笑)
しばらくすると、眺めのいいところに出ました。
こんな所でバーベキューするのも楽しそうですね♪
気がつけば斜度も落ち着き、分かれ道があります。
あれ?
ここはどっちに行けばいいんだ?
何て思ってたら…
上で先輩が待ちくたびれてた様子(^^;;
私のタイムは…
プロの選手の2倍位でしょうか\(^o^)/
前回の奥多摩周遊道路が15kmほどあったので、かなり短く感じますが…
奥多摩周遊道路15kmは1時間で行ってたのに!
白石峠の5km?は45分ってどういう事www
白石峠は短いながらしんどかったので、峠の難易度はS級に設定します\(^o^)/
そんだけ前回より斜度がキツかったということでしょうか?
そんなこんなしてたら5分後位に後輩も来ました\(^o^)/
実はもうちょっと上があるので、そっちまで行ってみます♪( ´▽`)
眺めのいいところに出ました!
どうやらパラシュートもここからやってるらしく…
ごめんなさいタイミング逃して既に飛んだ後です\(^o^)/
白石峠登り終えて少し休んでいた後輩もたどり着き、全員集合。
先輩が私のNironeに乗って、ZONDAの感触を…
私「先輩〜ZONDAどうですか〜?」
先輩「別にBULLETと変わらないな〜」
BULLETも軽いですからね(^^;;
私「じゃあ、私も先輩のMUUL ZERO乗ってもいいですか?」
先輩「どうぞ〜」
アレ?クリートハマらない\(^o^)/
いや、ギャグじゃなくて、なんでだ?
後輩「グレード違うから硬いんじゃね?」
私「えいや!」
本当だw
私のkeo easy に対して keo braid は結構硬く感じました(^^;;
乗ってみると、カーボンは全体的に軽く…(当たり前か(笑)
ダブルタップレバーが、思ってたよりかなり使いやすかったです!
シフトダウンがやや硬く感じましたが、フィーリングはかなり好み(((o(*゚▽゚*)o)))
これは楽しいです♪( ´▽`)
白石峠の看板の下でパチリ!
ここからお待ちかねダウンヒルです!
しかしここでまさかの雨!\(^o^)/
多分私が雨男なので、雨を読んだ気がしますorz
雨雲│°ω°)呼んだ?
私は車の時もそうだったんですけど、
飯能や秩父方面の山へドライブに行くとほぼ雨…
それも結構な土砂降りです…
今回は小雨で通り雨の様なので助かりました(^^;;
この後奥多摩にも雨を持っていったらしく…すいませんでした!
今日は峠1つじゃ流石に不完全燃焼。
先輩「次は御嶽山ってところまで行くから」
私「了解です。」
先輩「普段俺らは足つきしたら、麓からやり直しのルールだけど、ここだけは特例で…まぁ行けるところまで行こう」
私「(^q^)?」
結局現地へ着くまで良く自体を把握できず、1時間トランポしたら着きました。
私がトイレに行ってる間に先輩が自転車を組み立ててくれました。
私「あっ!先輩すいまsっ…」
私「あれ?何で先輩がZONDAつけてるんですか?」
後輩「Nironeにディープリム似合わネェwww」
先輩「まぁ、ステム高いし、サドルも低いしね…」
私「装備を盗まれた\(^o^)/」
これから先輩でも越えられない難所に行くのに、ZONDAより重いホイールで挑まないといけません\(^o^)/
まぁ、詰んでたから良いんですけどね…逝ってきます\(^o^)/
登り始めて最初は…
あぁ、ちょっと登ってるな〜
くらいでしたが…
私のZONDAが…ぐぬぬぬ…
コッチのホイールも羨ましい…
何てホイールを気にしてたら来ました…
ドーナツ\(^o^)/
何コレ超長い\(^o^)/
あっけなく呼吸が続かなくなり、足着きました…
なんだろ…進めない訳じゃないけど、呼吸が限界を迎えて止まって…
私「もしかして…俺の心肺の持久力弱すぎじゃね?」
後輩も後ろで足ついて、もはや歩いて上がる様子。
確かに歩く方が早い…
私は見逃してたのですが、斜度15%の看板があったみたいですヽ(´o`;
ずっと15%は無理((((;゚Д゚)))))))
呼吸を整えペダルを漕ぐと…
キツイけどプルプルしながらなんとか進む…
私「今何キロよ?」
しまった、ホイール変えたからセンサーがありません(笑)
ずっと0キロです(笑)
まぁ、そんなもんだからいいでしょう\(^o^)/
しばらく登ってると、外人さんが陽気に応援してくれます(((o(*゚▽゚*)o)))
いやー全然知らない人ですが、声かけてもらえると力出ますね!
低いギアでダンシングしてBULLETをブン回します!
まだ脚は走れるけど、やっぱり呼吸が持たなくて失速→足着きのコンボが決まりました\(^o^)/
もう少しでケーブルカー乗り場ですが、物凄く遠く感じます…orz
呼吸を整えていると、駐車場の誘導するおじさんが…
おじさん「ここを自転車で登る人なんて年に5人もいないよwww」
とのことwww
私の予想ですがその5人って先輩達じゃね?
その先輩は足つきなしで登れた様子。
次のステージの入り口でまっててくれてます。
私も何とか登りきりましたヽ(´o`;
15%をずっ〜っとは、物凄く辛いorz
黒と黄色のシマシマを見ていただければわかるかもですが、本当斜度が…
何ここ…奥多摩周遊道路・白石峠では足着く気はしなかったのですが、ここはアッサリ足着きました\(^o^)/
ただ、ここはまだ入り口ですらなく…
俺たちの戦いはこれからでした\(^o^)/
右奥へ向かって今までよりキツイ斜度が現れます…
ちなみにこんなのです↓
無理すぎる\(^o^)/
ちなみに立ってるのも辛いです(笑)
ちなみに先輩は危なげなく走破!
そして後輩はどうやら行かない様子(笑)
後輩に撮影を任せて、私もここに挑みます!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
平地から助走をつけて…ダメだ\(^o^)/
とりあえず、登れる所まで行きたいのでペダルを装着して(上手いこと一回ではまりました!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
山道を登ります!
が、そこから見えたのは物凄くエグいつづらおり…((((;゚Д゚)))))))
何とか勢いで走破!
この狭いつづらおり1つで物凄い高低差が…((((;゚Д゚)))))))
そしてまた同じ様なつづらおりを走破!
スラムレッドのスプロケを2速にして平地を走り、つづらおり手前でシフトダウン!
しかし、変速がなかなか決まらない…
ガシャコン……パッキーーーーン!
ド派手な音と共にやっと1速に入り、ダンシングでぐいぐい進むと言う異次元に足を踏み入れてしまいました…
なんでインナーローでスカスカしないの?((((;゚Д゚)))))))
ワカリマスカ?左上へと道が続いてます…
ワタシニハヨクワカリマセン\(^o^)/
横から見ると…こんな感じです…
コレは凶悪すぎでしょう…
斜度の暴力です\(^o^)/
すいません、力尽きました…
つづらおり3つ目で呼吸が続かなくなり、ギブアップ…道路に寝っ転がっていると…
折れた木の枝が引っかかっており、落ちてきたら怖いのでヨロヨロ避難しながら写真を撮ります。
ここからまた登りましたが、余りの辛さに目の前の理不尽な状況を嘆いていると…
車が来ました\(^o^)/
ここでまた足つき、登る気力が尽き始めたら先輩が降りてきました…
私「まだ登りたいんですがコハーコハー…ズビバゼン…もう無理です…ブヒーフヒー…後どのくらいあるんですか?もう少しですか?」
先輩「いや、これが後数キロ続いてるよ。」
私「無理ですwwwwwwwスペランカーみたいにポンポン残機減る私には無理ですwww」
せめてこの斜度を伝えようと、ロードを立てて写真を撮りたいのですが…
ロードも自分も落ちていきそうで、妥協案がこの写真…
もう気力も何もありません\(^o^)/
ただ、本当に恐ろしいのはコレだけじゃありません…
この凄まじい斜度を下らなければならないのですよ!
下手したら後輪浮きます\(^o^)/
できる限りの力を込めて…初めて指が攣りそうです\(^o^)/
それからこの位の斜度になると、後ろ荷重をかけてる足も辛い\(^o^)/
全てが辛いですw
下に降りて後輩がMTBならいける?
とか言ってますが、もはやギアがどうのってレベルではなく…
乗り手がこの斜度に耐え続ける鋼の肉体が無いと無理、との結論に達しました。
私は密かに行く山は足つきなしで制覇したい!と思ってましたが、3つ目の山で早くも目標が打ち砕かれました\(^o^)/
物凄い敗北感と、自分自身の能力不足を思い知らされた良い経験になりました。
全くクリアできる気がしないので、峠の難易度はSS級に認定しますorz
ドーナツのエリアまで戻って(ドーナツのダウンヒルって振動が嫌ですね(^^;;
下ってる途中で同じ木から別の色の花が咲いているのが見えました。
自転車に乗らないと味わえないこと三昧なヒルクライムでした。
今回も物凄い冒険をありがとうございます先輩\(^o^)/