2019年5月25日土曜日

AlfaRomeo Giulietta 


147からGiuliettaに乗り換えました…


ジュリエッタは排気量1400ccのターボ車となり、低速からのトルクを活かした走りが最初の印象でした。
エンジンが2000回転を超えたら即座にシフトアップ。ツインクラッチなのに変速はややおっとりですがスムーズに加速する走りはちょっと良く、ツアラー的な上質さを感じる走りがとても好感が持てます。

なので、147のエンジンを回して走る感じとは少し違うので、最初はスムーズで上質なんだけど「あれ?もうシフトアップ?え?もうこんなスピード?」と走っている!と言う感覚が少し薄く違和感を感じております。
違和感はあるのですが、スピードが程よく乗ってくれるのでいつまでもそのスピードで流したくなります。



DNAモードのDにするとNだった時のスルスル走る感覚とは打って変わり、アクセルにリニアに反応した加速と共に1400ccとはとても思えない太いエンジン音が遠慮なく室内に入ってきます。



ステアリングも油圧式のハンドリング?と思うようなやけに重たい設定になりますが、ちょっと演出過剰かな?とも感じられます。
しかし、ハンドリングに関しては流石アルファロメオ。
相変わらず超クイックなハンドリングはコーナーを曲がるのを面白くしてくれます。
また、それと相まってコーナーではじわーっとサスがロールしつつ粘りのあるコーナーをクリアするのも健在です。
足回りも硬さを感じず、段差を超えてもストンっと姿勢を維持し柔らかいだけではなく乗り心地もなかなか良いと思います。

2つ難点があり、エンジンブレーキを効かせようとシフトダウンしてもエンジンブレーキが全然効きません。
普段からすぐにシフトアップしてしまうので、3速かな~?と思っていたら、実は5速に入ってたりするので1速落としてもあまりエンジンブレーキは効きません。
なので147の様なセレスピードでもほぼMTの様なエンジンブレーキのフィーリングは得られません。
ここは好みの問題かもしれません。

2点目は右ハンドルの宿命かもしれませんが、ブレーキとアクセルの間隔が近すぎます。
ブレーキからアクセルに踏み変える時に靴によってはブレーキに引っかかるのですが、他にそう言う方がいらっしゃらないので私の気にしすぎかもしれません。


そもそも、アルファロメオなので欠点もありますが正直あんまり気になりません。
気になってしまう方はゴルフ等ドイツ系のCセグメント車の方が幸せになれると思います。

気持ちよく走ってくれて、停めているだけで絵になる。
ただの移動手段の為の車と言う枠を超えて、ジュリエッタのある自動車生活はきっと休日を過ごすのに良いパートナーになってくれます。


発売は2012年ですが、このデザインが色褪せたとは感じません。
国産車似た年式の車でしたらとっくに古くさく感じてしまいますが、アルファロメオは古くても特に気になりません。
私は159やブレラなんかもまだラインナップしててほしいくらいです。


モノクロにしてもむしろアートみたい。


ちょっとしたカッコよさの演出も私は好みです。



私の元にやってきたので自転車とも仲良くしてもらいます(笑)
その為都会や都内を走るより、友人とのBBQや自転車で走る為に田舎方面に走る事が多いかもしれません。
田舎方面に行くには渋滞とは無縁でのびのびと走る事ができるので、そういう道の方がジュリエッタを運転する楽しみがありより豊かな時間をもたらしてくれると思います。